「マーケターって怪しいし、何となくうさんくさいイメージがある…」
「外注でマーケターを雇いたいんだけど、見分ける方法ってあるの?」
「マーケター」という仕事に対して、世間的にはまだ「うさんくさい・怪しい」と思われることがあります。
本音を言うと、世の中には詐欺まがいのことをして大した成果を出さず、高額請求をするマーケターやマーケティング企業は存在します。
しかし、「信頼できるマーケター・マーケティング企業」も存在することは事実。
疑い深くなりすぎて結局、「怪しいからやめておこう…」と独断すると、自社にとって大きな機会損失につながります。
今回の記事では「【怪しい】マーケターがうさんくさい3つの理由【知識ゼロはヤバイ】」について解説します。
ぜひ、今回の記事内容を参考にして、信頼できるマーケターの見極め方を知っていただき、自社、個人でのビジネスに役立ててください!
【怪しい】マーケターがうさんくさい3つの理由【詐欺ではない】
マーケターがうさんくさい理由は、下記の3つです。
うさんくさい理由①:専門用語が多い
うさんくさい理由②:成果しか見ていない
うさんくさい理由③:請求費用が高い
うーん、ここだけみるとマーケターが「うさんくさい」「詐欺師っぽい」と思われてもしょうがないかなという感じ。
詳しく解説していきます。
うさんくさい理由①:専門用語が多い
マーケティングは1900年頃のアメリカで誕生し、日本にマーケティングの概念が入ってきたのが高度経済成長期の少し前と言われています。
つまり、マーケティングは海外から輸入された手法なので、そもそも専門用語が日本語に最適化されていないことが往々にしてあるのです。
横文字を多用するマーケターは非常に多いですが、日本語にしづらいから、横文字の専門用語ばかりになってしまうのです。
しかし、横文字ばかり使われると理解しづらいですよね。あまりなじみのない言葉を使われても、お客様からすれば「?」ですよね。
また、専門用語ばかりではうさんくさいと思われてしまうのは当然でしょう。
うさんくさい理由②:成果しか見ていない
マーケティングはあくまでも「数字」や「成果」が重要になっています。
・売上数値
・PV数
・コンバージョン数
・来客数値
などなど、上記のような数値ですが、こういったデータにしか関心を持たないマーケターがいるのも事実です。
マーケティングはいくつもの要素・データを分析して、成果を出さなくてはいけません。
しかし、それらデータや数値の先にいるのは「人間」であり、目の前にあるデータや数値だけでは計ることの出来ないことが多々あります。
よって「成果が出ないのに何やってるか分からない…」と感じると、うさんくささ・怪しさ・詐欺っぽさを感じてしまいます。
うさんくさい理由③:請求費用が高い
・専門用語が多く、何を言ってるのか分からない
・成果が出ないし、何をしているのか分からない
これらが「怪しい・うさんくさい・詐欺っぽい」と感じる理由と書きましたが、加えて「高額請求であること」も原因の1つでしょう。
マーケターの仕事は、素人からは何をしてるか分からなく、また価格相場も分かりにくいことがあります。
たとえば、私は過去に下記のような会社・人と契約を結んだことがあります。
・SEOマーケター:6ヶ月で300万円(SEO記事100本、SEOコンサルなど)
・Webデザイナー:Webサイト1本100万円(自社の商品サイト制作代)
・SNS広告マーケター:月の広告予算の20%を支払う
割と高額ですよね。
ぶっちゃけ、相場感覚が分からないがために、請求金額を高いと感じてしまい「マーケターはうさんくさい・怪しい・詐欺っぽい」と感じてしまうのです。
信頼できるマーケターを見極める3つのコツ
信頼できるマーケターを見極めるには3つのコツがあります。
見極め方①:過去の実績を見せてくれる
見極め方②:デメリットも伝えてくれる
見極め方③:得意分野が確立されている
上記3つになります。
上記があれば「うさんくさい」「詐欺師っぽい」と思われることがなくなりますよね。
詳しく見ていきます。
見極め方①:過去の実績を見せてくれる
マーケターの仕事は数値・データではっきりと成果が見える仕事です。
よって、過去の実績を必ず聞くようにしましょう。
客観的データは何よりも証拠になりますし、そこを濁してくるマーケターについては疑ってかかって問題ありません。
しかし「やったことだけ」を聞くのはいけません。
・どういったサービスに
・どういった施策を打ち
・その結果どうなったか
これら3つを聞くべきです。
もちろん守秘義務などがあるため、具体的サービス名などは伏せられる可能性があります。
とはいえ、ある程度伝えられることはあるので、詳しく具体的な実績を聞くようにしましょう。
見極め方②:デメリットも伝えてくれる
マーケティング施策はすぐに成果が出るものではなく、コツコツ地道に改善をして、細かく軌道修正をくり返すものです。
・時間がかかる点
・必ずしも成果が出ない点
例えばこれらのように、デメリットについても触れる企業は信頼性があると言えるでしょう。
反対に「絶対にこうすれば成果が出ます!」といった態度の企業は要注意ですね。
まともな実績がなかったり、最悪の場合、詐欺まがいなことをしてる企業の可能性があります。
「絶対」はありえないので、避けるのがベターでしょう。
見極め方③:得意分野が確立されている
マーケティングはどの業界においても必要なことです。
とはいえ、各マーケターには「得意分野」が必ずあります。
まずはマーケターが得意とする分野があるのか聞いてみると良いでしょう。
例えば「小売業」が得意分野であるマーケターに、全く異なる分野のマーケティングの仕事を頼んだところで、大きな成果を出す可能性は低いでしょう。
自社が属する業界と、マーケターが得意とする分野がマッチしていることで、最大限の効果が発揮されます。
得意分野ではないことを隠して仕事をしようとするマーケターは、信頼できません。
「お金をもらえればそれで良い」という魂胆があり、態度としても不誠実ですよね。
過去の実績などを事前に確認をして、信頼できるかどうかを判断しましょう。
マーケティングの知識をつける
ぶっちゃけ、マーケターが「うさんくさい」「詐欺師っぽい」と感じる方は、
・マーケティングの知識があまりない方
・まだ経験が浅く、相場の費用感がつかめていない新人マーケターの方
が多いかと思います。
ぶっちゃけ、過去の私もそうで、Webマーケターとして働き始めた頃は、「マーケティングを他の会社に代行すると、こんなにお金がかかるのか!?」と驚愕した記憶があります。
とはいえ、マーケティングを代行したり、仕事をお願いするとなると、「ディレクション能力」が必要となります。
つまりは「マーケティングの知識やスキル」を網羅することが大切。相手と同じ土俵で仕事をするのである程度の知識が必要となるのです。
もしも自分で勉強したいと感じる方は、「本」「セミナー」「動画」「オンライン講座」で勉強すると良いです
知識をつけつつ、実践することで、それがスキルとなります。
✔︎おすすめのWebマーケティングスクール・講座
Udemy
世界最大級のオンライン学習プラットフォーム。受講者数は3000万人を超え、特にWebマーケティング、プログラミングの講座が豊富。セール時には価格も安い。「本1冊分」くらい。
マケキャン
転職を本気で考えている方向けのWebマーケティングスクール。プロの現役Webマーケターが講師となり、受講者のスキルアップ、就職・転職を徹底サポート。未経験からでも最短3ヶ月でマーケター転職が実現できる
Wannabeアカデミー
3ヶ月でWebマーケターを目指すオンライン完結のWebマーケティングスクール。3ヶ月で学習しきれない場合は、最長7ヶ月まで「無料」で延長することもできる
まとめ:信頼できるマーケターを見極めて仕事をしていこう
今回は「【怪しい】マーケターがうさんくさい3つの理由【知識ゼロはヤバイ】」について解説しました。
本記事のポイントは下記の通りです。
・マーケターが怪しい理由:「専門用語が多い」「成果主義」「費用が高い」
・信頼できるマーケターを見極める3つのコツ:「実績がある」「デメリットも伝えてくれる」「専門性が高い」
信頼できるマーケターは世の中にいる一方で、詐欺まがいのことをする人も一定数います。
とはいえ、そういった人に騙されないためには、皆さん自身もマーケティングについて勉強をする必要があるでしょう。
・関連本を読んでみる
・ネットで検索してみる
・YouTube動画で学ぶ
こういった具合に、マーケティングについて勉強する方法はいくつもあります。
「マーケターなんて怪しいし、うさんくさい!」と理解を放棄するのではなく、まずはWebマーケティングのことを知り、勉強してみてはいかがでしょうか。