✔︎想定読者
・Webライターのきつさがどのくらいなのか知りたい方
・Webライターとして仕事をしているけど、きつさを乗り越える方法が知りたい方
・クラウドソーシング:月10万円達成
・未経験からWebマーケティング業界に転職
・オウンドメディア運営:月間80,000PV
・個人ブログ:『これからはWebマーケター 』運営中
この記事を書いている私はWebマーケティング歴5年。
2017年に東京にあるコンサルティング会社のWebマーケティング職に転職を成功させ、現在、上場企業のWebマーケターとして働く28歳です。
大学時代にWebライターとして月10万円稼ぎ、その後、Webマーケターに。Webライター歴は10年です。
「Webライターとしてお金を稼ぎたいけど、きついんでしょ…」
「今、Webライターとして仕事をしているけど、きつさを乗り越える方法が知りたい…」
この記事では「【初心者向け】Webライターが「きつい」と言われる理由5つ【乗り越え方もご紹介】」をテーマに解説します。
結論、Webライターがきついのは最初だけで、そのきつさを乗り越えれば自由に働ける魅力的な仕事です。
記事の前半では「Webライターが「きついと言われる理由5つ」について、後半では「乗りきつさを越える方法」を解説します。
今回の記事を理解すれば、初心者でも「Webライター」としてデビューでき、さらにきつさを乗り越えつつ、お金を稼ぐことができますので、ぜひ最後までお読みください。
✔︎おすすめのクラウドソーシングサイト
・ランサーズ:大手クラウドソーシングサイト。仕事の依頼総数は200万件超で依頼金額の合計は2,000億円以上。登録会員が100万人を超える。
・クラウドワークス:大手クラウドソーシングサイト。仕事の発注数が570万件、ユーザー数300万人を誇る。
・Bizseek:手数料は業界内最安級。大手クラウドソーシングサイトで仕事が見つけられない方、受注に漏れてしまう方におすすめ。
【初心者向け】Webライターが「きつい」と言われる理由5つ
私の経験も踏まえ、Webライターが「きつい」と言われる理由は下記の通りです。
・1記事書くのに8時間かかる
・低単価案件を受注して消耗
・知識はあるけど記事が書けない
・報酬の行き違いでトラブルに
・自分の好きな記事が書けない
上記の5つです。
本音をいうと、Webライター初心者の頃は、かなりきついです。
当時、Webライティングの教科書的なものもなかったので、常に行き当たりばったりでかなり消耗しました。
きつい理由①:1記事書くのに8時間かかる
Webライター初心者の頃は、1記事書くのに8時間もかかっていました。
なぜ、こんなに時間がかかったかというと、文章力が足りず、「書いては修正して」を延々と繰り返してしまっていたからです。
文章を書いていると、頭の中で「あれも書きたい」「これも書きたい」と考えが巡って、なかなか簡潔にわかりやすい文章が書けないのです。
結果的に1記事書くのに「8時間」もかかってしまったんですね。
とはいえ、Webライター初心者の方であれば、このくらい時間がかかる人も多いかと。
「文章力がない…」「スキルがない…」と悲観しなくてもOK。
プロのWebライターも初心者の頃は、このくらい時間をかけて記事を書いています。
きつい理由②:低単価案件を受注して消耗
私は「クラウドソーシングサイト」でWebライティングの仕事をしていました。
ただ、Webライター初心者の頃は「未経験」「スキルゼロ」なので、なかなか仕事が取れません。
となると、「低単価案件」を受注せざるを得なくなり、結果的に「初心者OK:1記事2000文字=1000円(文字単価0.5円)」の仕事を取っていました。
ぶっちゃけ、私は1記事書くのに「8時間」かかっていましたから、今回の案件でいうと、「時給125円」…。
ブラック企業もびっくりの時給です笑。うーむ、きつい…。
ただ、こうなることはなんとなくわかっていましたし、この頃は「ライティングの練習になる」という気持ちでいたので、割と挫折せずにできました。
さらにいうと、当時は大学生だったので、自分の力だけでお金を稼ぐことができた喜びや社会人として一歩踏み出すことができた嬉しさの方がありましたね。
Webライター初心者は「低単価案件」を受注せざるを得ない状況になるかもしれませんが「スキルアップ」「個人で稼ぐ経験」などを得ることができるので、お金以上の経験ができます。
きつい理由③:知識はあるけど記事が書けない
正直、ライティングスキルは記事を書かなければスキルアップしません。
というのも、知識だけあっても、自分の言葉に置き換えつつ、読者の課題解決につながる文章にすることができないからですね。
例えば、世の中に「Webライティングの本」がたくさんありますが、本を読んだだけでライティングスキルってつきますか?
ぶっちゃけ、つかないです。
当時、私もWebライティングの本をたくさん読んでいましたが、ただなんとなく読んだだけで、それを記事でアウトプットしませんでした。
つまり「知識メタボ」ですね。実務で使わない知識ばかりを蓄えていました。
本を読むのは大切ですが、それを実務に活かすことはもっと大切。
Webライター初心者の方は、お金や時間を無駄にしないよう、「本を読む→即アウトプット」を意識すると成長スピードがグンと上がります。
きつい理由④:報酬の行き違いでトラブルに
例えば、クラウドソーシングのWebライティング案件を受注している方は、案件に応募する前に、発注者の評価を確認しましょう。
というのも、評価の低い発注者の案件に応募してしまうと、トラブルになる可能性があるからです。
例えば、私が経験したトラブルについてご紹介します。
あるライティング案件を「1記事1000文字、800円」で受注。Webライター初心者だったので、文字単価が「0.8円」は悪くない単価。その場で契約合意をして、記事制作に着手。ただある時、発注者からある催促のメールが来たのです。どんな内容かというと「今回の案件は1商品5記事、800円でお願いしたいです」ということ。
1記事1000文字でそれが5記事となると、5000文字で800円という計算になるので、文字単価は0.16円。1記事あたり160円の報酬と、かなり安いです。
ぶっちゃけ、1記事160円となると、Webライター初心者の私でも「これはきつい!」「低すぎる!」と感じたので、この案件は私から契約解除の申し出をしました。
こんな感じで仕事内容を把握していないと、トラブルに巻き込まれることがあります。
特に今回のような「報酬の行き違い」は最悪です。せっかく一生懸命に書いた記事を納品しても、行き違いで報酬が低くなってしまうこともあります。
Webライターの仕事はれっきとした「ビジネス」です。
報酬の行き違いでトラブルになれば、かなりつらい思いをするので最大限の注意が必要です。
きつい理由⑤:自分の好きな記事が書けない
Webライターの仕事の目的は「読者のニーズや検索意図にあった記事を書くこと」です。
Webライティングの知識やスキルがあるに越したことはないのですが、それよりも大事なのが「読者のニーズや検索意図にあった記事を書くこと」。
なので、自分が好きなように記事を書くのはNGで、これでストレスを感じることが多かったです。
とはいえ、自分の好きなように記事を書いてしまえば、修正を依頼されることもありますし、最悪、全文書き直しになることもあります。
ぶっちゃけ、時間の無駄ですよね…。モチベーションも下がり、かなりきついです。
そうならないためにも、競合となる記事をたくさん読んだり、分析して記事の構成を考えたり、読者のニーズに合う記事を書くことが大切。
「読者のニーズや検索意図にあった記事を書くスキル」は、Webライターだけではなく、ブログやWebマーケティングでも応用できるので、常に意識しておくと、他の分野でもスキルを活かすことができます。
【初心者】Webライターの「きつい時期」を乗り越える方法【5つ】
きつい時期を乗り越えるために、Webライター初心者がやるべきことは5つです。
・Webライティングを仕組み化
・SEOのスキルを身につける
・単価の高い案件の仕事を選ぶ
・WordPressでブログを始める
・Webライターとして転職する
上記はWebライター初心者で稼ぐための方法です。
一度に全部やらなくてもいいので、コツコツやればOK。
乗り越え方①:Webライティングを仕組み化
Webライティングを仕組み化することで、
・効率的に記事が書ける
・質の良い記事が書ける
・精神的を安定させ、記事が書ける
これらを実現できます。
ぶっちゃけると、記事の構成や内容はどの記事でも基本的に同じですよね。
なので、記事の構成を仕組み化しておけば、今まで3時間かかっていた執筆時間を1時間ほどで完了できます。
当時の私もWebライター初心者の頃は、特に記事の構成も文章も仕組み化しておらず、行き当たりばったりの文章を書いており、かなり時間がかかっていました。
しかし、Webライティングを仕組み化すると、質の良い記事を効率的に書くことができました。
Webライティングを仕組み化する「PREP法」
わかりやすい記事を執筆する方法として「PREP法」があります。
PREP法とは、
・Point(結論)
・Reason(理由)
・Example(具体例)
・Point(結論)
の順で書く文章作成術のことです。
最初に結論を述べ、最後にまとめとしてもう一度結論を述べる記事構成となっているため、話の流れを理解しやすくなるのが特徴です。
例えば、下記のような文章が「PREP法」です。
Webマーケ転職で「資格」はいりません。というのも、資格を取得しても、実務につながらないからですね。会社が求めているのは「スキル」「実績」のある人。正直「資格を持つ人」は微妙です。「資格」を勉強する時間があれば「スキル」に時間を投資した方がリターンが大きい。
・Point(結論)
Webマーケ転職で「資格」はいりません。
・Reason(理由)
というのも、資格を取得しても、実務につながらないからですね。
・Example(具体例)
会社が求めているのは「スキル」「実績」のある人。正直「資格を持つ人」は微妙です。
・Point(結論)
「資格」を勉強する時間があれば「スキル」に時間を投資した方がリターンが大きい。
今回はツイッターを例にあげましたが、記事の書き方でも同じ方法で文章を書くと、わかりやすい内容になります。
乗り越え方②:SEOのスキルを身につける
Webライターにとって「SEO」は身につけるべきスキルです。
というのも、SEOスキルを身につければ、高単価案件を獲得することができるようになるからですね。
例えば、Webライターとして仕事をしているAさんとBさんがいます。
皆さんはどちらに仕事を依頼したいですか?
✔︎Aさん
Webライター歴2年。これまで書いてきた記事は100記事。ひたすら記事を書き続けている
✔︎Bさん
Webライター歴1年。これまで書いてきた記事は50記事。読者のニーズや検索意図にあった記事を書くため、SEOを意識したWebライティングをしている
ぶっちゃけ、Bさんの方が良いですよね。
先述したように、Webライターは「読者のニーズや検索意図にあった記事を書くこと」が大切です。
「読者のニーズや検索意図にあった記事を書く=SEO対策」なので、Bさんはかなり高いレベルの記事を執筆してくれるだろうと期待できます。
SEOスキルを身につければ、高単価案件を獲得することができます。
報酬が増えれば、割とモチベーションも高まりますよね。SEOを意識したライティングはとても大切です。
Webライティングでおすすめの本
沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—〈SEOのためのライティング教本〉
Webサイトで成果を上げるための文章の書き方をストーリー形式で学ぶライティングの実用入門書。SEOライティングやコンテンツマーケティングに関するテーマをより具体的に解説しているので初心者におすすめ。Amazonベストセラー1位で評価もかなり高いです。
SEOには商品やサービスを売るための「セールスライティング」が必要になります。そこでおすすめなのが、この「ザ・コピーライティング」。88年以上読み継がれてきた伝説のバイブルで、アメリカの広告業界で伝説的コピーライターとして活躍し続けたジョン・ケープルズが、実証的かつ即効性のある「科学的広告」ノウハウを明かしたもの。すぐに実践に使える内容なのでかなりおすすめ。
乗り越え方③:単価の高い案件の仕事を選ぶ
Webライター初心者を脱却するには、単価の高い案件に応募する必要があります。
例えば「1文字1円以上の案件」です。このような案件を受注できれば初心者から脱却できます。
で、単価の高い案件の仕事を選ぶためには、「提案に付加価値をつける」ことがポイント。
例えば、
・記事を書く+画像も探す、画像を制作する
・記事を書く+SEOを意識したライティング
・記事を書く+記事の公開まで一括してやる
こんな感じ。
記事を書くだけではなく、付加価値をつけると単価アップも実現できます。
はじめは少し大変かもしれませんが、自然と効率化できるので、報酬金額もアップできますよ。
乗り越え方④: WordPressでブログを始める
さらにWebライティングのスキルをつけたいならブログがオススメです。
というのも、ブログを運営すると、いろんなスキルが手に入るからですね。
ゼロからマーケティングを学びたいなら「ブログがおすすめ」・SEO・ライティング・Webデザイン・アナリティクスなどのスキルが無料で手に入るからですね。ブログに超絶コミットできれば未経験からマーケターになることも可能。しかもアフィで稼げていたら転職市場で無双状態。生活も楽😀
ライティングスキルを踏まえ、ブログは「Webマーケティングを網羅的に勉強できる」のがポイント。
ブログで得たスキルを高単価案件を受注するための「提案」で使ってみたり、ブログにアフィリエイト広告を貼って「収益化」したり、メリットがたくさんあります。
ツイートにも書きましたが、ブログを運用した実績をもとに「就職・転職」でアピールするのもありです。
本格的に「Webライティングを学びたい」なら、ブログを始めることをオススメします。
乗り越え方⑤:Webライターとして転職する
ちょっと的外れかもしれませんが、Webライターとして転職するのもありです。
というのも、会社でWebライターになれば、自動的に初心者から脱却できるからですね。
・Webライティングのコツ
・読まれる文章の書き方
・外部ライターとのやりとり
などなど、Webライティングの方法を教えてもらうことができます。
私も個人でWebライターをしていた時よりも、会社で仕事をした時の方が、Webライティングスキル、SEOなど専門的なスキルが飛躍的にアップしました。
会社にはいろんなノウハウがありますから、それを真似れば自然とスキルが身につきます。
とはいえ、転職は人生を変えるイベントです。将来、Webライターになりたい方や、Webマーケターとして稼いでいきたい方におすすめします。
まとめ
この記事では「【初心者向け】Webライターが「きつい」と言われる理由5つ【乗り越え方もご紹介】」をテーマに解説しました。
本記事のポイントは下記の通りです。
✔︎Webライターが「きつい」と言われる理由5つ
・1記事書くのに8時間かかる
・低単価案件を受注して消耗
・知識はあるけど記事が書けない
・報酬の行き違いでトラブルに
・自分の好きな記事が書けない
✔︎Webライターの「きつい時期」を乗り越える方法
・Webライティングを仕組み化
・SEOのスキルを身につける
・単価の高い案件の仕事を選ぶ
・WordPressでブログを始める
・Webライターとして転職する
ぶっちゃけ、プロのWebライターも初心者の頃は、かなりきつい思いをして記事を書いています。
なので、今、初心者の方は悲観的にならなくてOKです。
逆に、この辛い時期を乗り越えれば、どんどんスキルが身についていくので、報酬もアップします。
今回の記事で1人でも多くのWebライターさんのお役に立てれば幸いです。
✔︎おすすめのクラウドソーシングサイト
・ランサーズ:大手クラウドソーシングサイト。仕事の依頼総数は200万件超で依頼金額の合計は2,000億円以上。登録会員が100万人を超える。
・クラウドワークス:大手クラウドソーシングサイト。仕事の発注数が570万件、ユーザー数300万人を誇る。
・Bizseek:手数料は業界内最安級。大手クラウドソーシングサイトで仕事が見つけられない方、受注に漏れてしまう方におすすめ。
✔︎Webマーケティングに興味のある方はこちらの記事がおすすめ
・Webマーケティングで独立したい方はこちら
・Webマーケティング業界に転職したい方はこちら
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