「20代で転職する人が会社をやめる理由ってどんなものがあるの?」
「これから転職活動をするけど、転職理由は面接の時にどう説明したらいいの?」
今回の記事では「【最新版】20代の転職理由ランキング6選【面接を攻略する3つの方法】」について解説します。
記事の後半では「転職理由をポジティブに相手へ伝える方法」も解説。
これから転職活動をしていきたい20代の方や、今、転職中でなかなか面接が通らない方は、ぜひ、今回の記事を参考にしていただき、転職活動の成功率をグンとあげましょう!
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【最新版】20代の転職理由ランキング6選
今回、ご紹介する「20代の転職理由ランキング6選」は、厚生労働省の調査結果によるデータに基づいたものです。
✔︎20代の転職理由ランキング6選
①人間関係による行き詰まり
②労働条件の不適合
③低収入
④契約満了のタイミング
⑤企業の将来性への不安
⑥興味を抱けない職種
どれも「退職」を決意する原因ですよね。
1つずつ詳しく解説していきます。
転職理由ランキング①:人間関係による行き詰まり
20代の転職理由の1つ目は「人間関係による行き詰まり」です。
ここでいう「人間関係の行き詰まり」とは、下記のような関係。
・毎日、上司に怒られ、チームの雰囲気が悪くなる
・質問や相談がしにくい環境なので、仕事が進まず、結果、長時間の残業
・失敗をすると仕事で関係のない人からも陰口を言われる
ぶっちゃけ、経験された方も多いかと…。悲しい現実ですが、退職を考える方の多くは「人間関係」にあります。
【働きたくない】社会人が「仕事を辞めたい」と感じてしまう原因5つ【私はニートでした】はこちら
20代が会社を見極めることの難しさ
一般的に企業や会社で仕事を進めていく上で、上司・同僚・部下など、、、、毎日いろんな人たちと関わりが必要です。
正直、「自分一人で仕事を完結する」ということはあまりないですよね。
残念なことに、人間関係や会社の雰囲気は入社後に気づくことが多く、人間関係に悩む方が多いのが現実です…。
というのも、就職先の企業のイメージを事前にあらかじめ情報収集しても、入社後に現場で仕事をしないとつかめない人間関係・雰囲気があるからですね。
会社員にとって「人間関係」は永遠の悩みです。特に20代が会社を見極めることはとても難しいのです。
転職理由ランキング②:労働条件の不適合
20代の転職理由の2つ目は「労働条件の不適合」です。
「労働条件の不適合」とは、「入社前に人事部から説明があった労働条件や環境が全く違う」こと。
「入社前に提示された給料ともらっている給料に差がある…」
「フレックス制度があるのに、取得できない(取得しづらい)」
などなど、上記のような経験をされた人は意外と多いかもしれません。
他にも、就業時間終了後も過度な残業が習慣化していて、「その労働分は報酬なし」で行われているようなブラック企業もありますね。
【謎】「Webライター」で入社して「営業」をさせられた話
20代前半で派遣社員だった頃の私も「労働条件」に不満を持ち、3ヶ月で退社しました。
というのもライターとして入社したのに、謎に営業マンとして営業活動をさせられたからですね笑。
地域のお店を回りつつ、Web制作の営業をしていました。
自分自身、内向的な性格ということもあり、そもそも営業活動は向いておらず、挫折。
何も結果を出すことなく、3ヶ月で退職しました。
割とこういうことってありますよね。特に20代の方であれば「やる気があるから」という理由で無理に営業をさせられるとか。
とはいえ、自分にあっていない仕事を続けるのはとても苦しいので、転職する方も多いんだと思います。
【絶望的?】20代で失敗してもたった3年で人生を変えられる話2つ【体験談あり】はこちら
転職理由ランキング③:低収入
20代の転職理由の3つ目は「低収入」です。
「自分が毎日こなしているキツイ仕事に見合った賃金ではない!」というような声も、一般的によく耳にされることがあると思います。
いわゆる「労働=賃金」のギャップが大きいほど、仕事へのやる気もなくなるわけですね。
「年収は高いけど、労働時間が長いから時給で計算すると低収入…」という方も多いかと。
「やりがい搾取」は悪
20代の方にとって、仕事をする意味は「やりがい」や「スキルアップ」のためと考える方も多いです。
もちろん、「やりがい」や「スキルアップ」は大切ですが、とはいえ、労働に見合った給料がもらえなければ生活できなくなります。
ほとんどの方の場合、仕事をする意味は「生活のため」です。
「低収入でお金を稼ぐことができず、体調を壊して仕事ができなくなってしまった」ということにならないように、ある程度の年収で労働時間もそれに見合うような会社を見つけることが大切ですね。
【疑問】仕事を辞めると人生終わり?【結論:始まります】はこちら
転職理由ランキング④:契約満了のタイミング
20代の転職理由の4つ目は「契約満了のタイミング」です。
派遣社員や契約社員の場合、「契約満了のタイミング」を迎えることになります。
このタイミングに合わせて転職を考える方も多いのが背景となっています。
転職しやすい時期に転職活動をする
とはいえ、正社員にも当てはまることがあって、例えば、
・ボーナスをもらった後
・年末年始
・プロジェクト終了後
などのタイミングで退職する方が多いです。
自分のタイミングで転職するのがベストですが、「キリの良いタイミング」で退職すればフレッシュな気持ちで転職活動することができます。
転職理由ランキング⑤:企業の将来性への不安
20代の転職理由の5つ目は「企業の将来への不安」です。
企業の将来への不安を具体的にいうと、例えば、
「数年前からずっと営業利益が右肩下がりの状態…」
「労働環境の改善を要求しても全くスルーされる…」
「企業としての課題が山積み状態で改善されない…」 など
上記が原因で「労働に比例した賃金が支払われない!」という状態になり、「集団退職」が起きてしまうことがあります。
そして「企業の将来性への不安」が蓄積されることになり転職理由へとつながるわけですね。
【体験談】コロナで将来が不安になり転職した話
私もコロナの影響で会社の業績が下がり、収入も減ったので転職しました。
今ではコロナの影響を受けづらいIT・SaaS系の企業に在籍しています。
人間って将来に不安があると、行動しようとする本能があります。
もしも「今、転職すべきか悩む」という方は、その本能に従ってみると良いかもしれません。
転職理由ランキング⑥:興味を抱けない職種
20代の転職理由の6つ目は「興味を抱けない職種」です。
やはり、就職活動では対象企業の情報収集をしても、実際の仕事は自分の予想と相反していること多いです。
その結果、仕事に対して「興味を抱けない」という気持ちが大きくなり、転職理由へと膨らんでいくことがあります。
もしも、営業するのが嫌だったら人とあまり話すことがない「プログラマー」や「Webマーケター」になれば良いし、PCで作業するのが辛かったら営業やコンサルタントのような人と話す仕事をすればOKかと。
仕事との相性がミスマッチしたままではキツイ面もありますので、自己分析をしつつ、自分の好きなことは何か、得意なことは何かを考えると良いでしょう。
転職理由をポジティブに変える20代の面接攻略法
ここまで「20代の転職理由ランキング6選」を解説してきました。
割と「ネガティブ」なものばかりでしたが、転職面接では「なぜ、今の会社を退職しようと思ったのか?」を聞かれます。
面接官から「転職理由」を聞かれた時に、
「ぶっちゃけ、人間関係が原因で退職したので、転職理由を言うのが嫌…」
「転職理由を伝えても、さらに突っ込んだ質問をされそうで怖い…」
と、考える方も多いかと思います。
ここからは「転職理由をポジティブに変える20代の面接攻略法」を解説します。
私の経験も踏まえ、解説しますのでぜひ、参考にしてみてください!
面接攻略①:ネガティブな話は避けるようにする
転職理由をポジティブに変える20代の面接攻略法の1つ目は「ネガティブな話は避けるようにする」です。
なぜ、ネガティブな話は避けるようにしないといけないかと言うと、面接官からの評価が下がるからですね。
当たり前ですが、前職の会社に対する不満ばかり並べて、ネガティブな話をするような人は、面接官に好印象を持たれることはありません。
転職理由が「前職の愚痴」にならないようにする
特に転職理由が「前職の愚痴」にならないようにすることが大切です。
例えば
「人間関係が悪かったので、転職を決意した」
「給料が低いので、なるべく高い会社に転職しようと思った」
など、直接的に話してしまう人は少ないと思いますが、話しているとどうしても「前職の愚痴」になることもあります。
※特に社会人経験の浅い20代の方。私も慣れない転職面接ということもあって「ネガティブな発言」をしてその場の雰囲気が悪くなり、「不採用」となった過去があります。
なるべく「ネガティブな話を避ける」よう、意識しましょう!
✔︎ネガティブな話をポジティブにする回答例
・人間関係が悪かった→自分自身、もっと成長し、会社に貢献していきたいと思った。御社は専門的なスキルを持つ方が多いので、私もその環境に入って仕事をしていきたい。
・自分のやりたい仕事ではなかった→御社の〇〇という事業にとても興味があり、仕事に携わりたいと思った。そのためにも今、〇〇の情報を集めており、勉強中。サービスを広めるためのマーケティングの勉強もしている。
面接攻略②:過去の転職理由と今回の志望動機を一致させる
転職理由をポジティブに変える20代の面接攻略法の2つ目は「過去の転職理由と今回の志望動機を一致させる」です。
これらの2つは別物みたいに思いがちですが、この「転職理由」と「志望動機」を一致させることも面接対策として重要なポイントになります。
つじつまが合うように一貫性を持たすのがベスト。下記の回答例が参考になるかと。
✔︎「転職理由」と「志望動機」を一致させる回答例
私が前職を退職した理由は、Webマーケティングの仕事で社会に貢献したいからです。前職では〇〇という仕事をしていましたが、同時にWebマーケティングの仕事を手伝っていました。Webマーケティングの仕事をしているうちに、もっとマーケティングを活かして会社に貢献していきたいという気持ちが強くなり、前職を退職しました。まだ未経験とはいえ、個人でSNSの発信やブログ運営など、毎日、勉強をしています。
面接攻略③:転職回数が多くても自信を持って望む
転職理由をポジティブに変える20代の面接攻略法の3つ目は「転職回数が多くても自信を持って望む」です。
20代で「転職回数」が多い方もいらっしゃるかと思いますが、ぶっちゃけ、2回くらいであれば、問題なし。
私も現在28歳で、転職回数は「2回」と多めです。
過去の会社とのミスマッチがどうして起こったのかという理由をしっかり説明することで面接官が納得してくれます。
転職回数を機にする方も多いかと思いますが、自信を持って面接に望むと良いでしょう。
✔︎転職回数が多い時に役立つ回答例
会社選びの軸は「成長している業界で若くてもチャレンジできる環境の会社」です。私自身、いろんなことにチャレンジすることがとても好きで、これまでに〇〇や〇〇などの仕事をしてきて、実績をあげました。私自身もとても成長することができたので、今後も「チャレンジングな会社で働きたい」と思っていたところ、御社の求人を見つけました。御社は成長中の会社で、かつチャレンジ精神がある社員の方が多いと聞いております。そこで私もいろんなチャレンジをして会社に貢献したいと考えています。
まとめ:20代の転職はハードルが低いので自信を持って転職活動する!
今回の記事は「【最新版】20代の転職理由ランキング6選【面接を攻略する3つの方法】」についてお伝えしました。
ぶっちゃけ、20代の転職はそこまでハードルの高いことではありません。
会社を辞めるとなると生活や将来のことで不安になるかもしれませんが、ネガティブにならなくてOK。
コツコツ転職活動を進めつつ、面接対策などをしっかりすれば自分に合った会社がきっと見つかるはずです。
これから転職活動をしていきたい20代の方や、今、転職中でなかなか面接が通らない方は、ぜひ、今回の記事を参考にしていただき、転職活動の成功率をグンとあげましょう!
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