・昇給や賞与の金額に満足いかずに、転職を検討している
・仕事を頑張っているにもかかわらず、正当な評価をされずにイライラしている
・独立してWebデザイナーとしてやっていきたいが、将来に不安を感じている
今回は「フリーランスWebデザイナーの年収と独立のメリット・デメリット」について解説します。
会社は組織であるため自分の努力を見てもらえない、上と人間的に合わないために評価されない…というケースも少なからずあります。
しかし、独立してフリーランスでやっていけば、そのような評価などを気にする必要はありません。
この記事ではフリーランスのWebデザイナーとして独立するメリットやデメリットを知り、Webデザイナーとして生きていくための参考になれば幸いです。
フリーランスWebデザイナーの年収
フリーランスとして独立しているWebデザイナーたちの収入がどれくらいなのか、ご紹介していきます。
フリーランス協会が発表している「フリーランス 白書2018」によると、Webデザイナーが含まれる「IT・クリエイティブ系」は比較的年収が高い部類に入っていますね。
半分以上のWebデザイナーが年収300万円以上は貰えていると分かりますね。
スキルがあれば年収1000万円以上も
また、インターネットで調査した結果をまとめると、以下のような人が多いと判明しました。
・新人Webデザイナー→ 300万円程度
・トップクラス→700万〜1000万円以上
このように、フリーランスWebデザイナーとして独立している人たちは始めたばかりの人たちでも、一般のサラリーマン並みの年収を貰えていることが分かります。
また、実績を積んでいってレベルの高い仕事を貰えるようになれば、年収はどんどんと増えていき、1000万円以上も目指せる可能性があるんです。
そのため、自らのスキルを活かして、頑張った分だけお金を稼ぎたいという方にはWebデザイナーとして独立したうえで、フリーランスとしてお金を稼いでいくことがおすすめです。
>>Webデザイナーが飽和している理由【飽和に負けない5つの方法】はこちら
フリーランスのWebデザイナーとして独立するメリット・デメリット
まずは、そもそもフリーランスとして独立して働くメリットやデメリットがどのようなものなのかを解説します。
独立を考えている人は、こちらのメリット、デメリットを踏まえて自分に合っているか検討してみてくださいね。
Webデザイナーとして独立するメリット
Webデザイナーとして独立して、フリーランスになるメリットとしては下記のような点が挙げられます。
・人間関係や勤務時間に左右されずに仕事ができる
・成果=報酬、次の依頼であるため評価がわかりやすい形で現れる
・仕事を自分で選べる(得意分野、仕事量、目標の収入などに合わせて設定可能)
・自身を売り出していける、成果を自分のものにできる
フリーランスならば自分の集中しやすい環境や時間に仕事を行えます。
フリーランスで独立して成果を残せば、「自分が作成したものだ」と堂々と自らの成果にでき、自信がつきますし、もっと頑張ろうという気持ちになりますよね。
自分で裁量をもって、仕事をできるのがフリーランスのWebデザイナーとして活動するメリットになります。
会社に所属するWebデザイナーのデメリット
会社に所属して仕事をしていると、どうしてもほかの人と同じ環境で仕事をするので、人間関係で苦労することもあります。
「仕事の悩みよりも人間関係の悩みの方が大きくて、集中できない…」ということもありますよね。ぶっちゃけ、しんどい…。
また、出勤時間や退勤時間も会社によって決められているので、自分のペースに合わせた仕事ができません。
最近では働き方改革やコロナウイルスの流行による蔓延防止対策などによって、在宅勤務やフレックスタイムでの勤務が推奨されるようになりましたが、いつまで続くかもわかりません。
また、企業で成果を上げたとしても「自分自身という個」が作成した成果として評価されるケースはめったにありません。
「会社の肩書きのおかげで評価されているのでは?」とモチベーションが下がることもあります。
会社に所属するWebデザイナーのデメリットはたくさんあります。
>>【徹底解説】Webデザイナーの仕事できつい・やめたい理由5つ【乗り越え方3つ】はこちら
Webデザイナーとして独立するデメリット
フリーランスとして独立してWebデザイナーとして活動するデメリットも存在しています。
いくつかの例をご紹介していきます。
・仕事、収入が不安定
・自分から営業しないといけない
・仕事をもらえるコネクションが必要になる
・確定申告などの申請を自分で行う必要がある
・責任を自分で負う必要がある、リスクが高い
独立して一人で働くと、仕事を自分で取りにいかなければ収入はなくなってしまいます。
そのため、知り合いや企業などを通じて、まずは仕事を取りに行く必要がありますよね。
また、仕事の量が安定しないため、1日働かなければならない日もあれば、まったく何もない日もあります。
そのため、自分でメリハリを持って行動する必要があります。
年収をアップするためにも、日々のスキルアップは大切になります。
Webデザイナーに向いている人の特徴
フリーランスのWebデザイナーとして独立するのに向いているタイプの人間は以下のような性格や特徴を備えている人と言えます。
・向上心が強く、お金以上に自らの成果を大切としたい
・自分のやりたい何かのために全力で頑張りたい
・会社の人間関係や時間などに縛られず、自分に合った環境で働きたい
そもそもWebデザイナーには適性がありまして、「向いている人」と「向いていない人」がいます。
Webデザイナーの適性についてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事にまとめていますので、ぜひご覧ください!
>>【適性診断】Webデザイナーに向いている人8選はこちら
フリーランスのWebデザイナーとして独立するまでの手順
次に、フリーランスとして独立するにはどのような手順を踏む必要があるのでしょうか。
具体的に、その方法についてご紹介していきます。
ただし、フリーランスになる方法は他にもあるので、あくまで一例として参考にしてくだされば幸いです。
現職がWebデザイナーの場合
今現在、Webデザイナーとして職場で、現在も前線で働いている人の場合、スキルに関しては課題ではないかと。
流れとしては現在の仕事を退職し、仕事を見つけられる体制を作るだけで独立できます。
① 現在勤務している会社を退職する
現在就職している人の場合、まずは現職を退職したうえでフリーランスとして独立する準備が必要になります。
ただし、急に「辞めます!」ではなく、正しい手順を踏んだ上でトラブルを起こさないようにしましょう。
同じ業界のために、悪評が広がってしまうリスクがあるためです。
目安として、1か月程度前に上司に相談しておくのがベスト。
会社の制度によっては、退職後にフリーランスとしての仕事を回してもらえる可能性もあります。
② 仕事を見つけられるような環境を整える
次に、肝心の仕事を見つける方法ですが、以下のような方法がおすすめです。
・友人に紹介してもらう
・フリーランスに仕事を斡旋してくれるサービスを利用する
まずは上記のような方法で信頼できる相手と取引をして、実績を増やしていくと良いですね。
信頼できる相手と取引しつつ、しっかり納品することで、継続案件をもらえたり、さらに他の会社のWebデザイン案件を紹介してもらえたりすることがあります。
現職がWebデザイナー以外の場合
基本的な手順は上記の方法と同じですが、もしWebデザイナーとして独立するにあたって、知識・スキル不足を感じる場合、それを補う必要があります。
・スクール、インターネットで勉強する
・現在の仕事の合間に自習する
・副業から始めて実績や知識をつけていく など。
フリーランスの世界でも経歴は大事です。
もしWebデザイナーとしての勤務経験がないなら、スキルをつけつつ、稼げるWebデザイナーを目指しましょう!
✔︎Webデザインスクールおすすめ3選
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まとめ:スキルがあればフリーランスWebデザイナーとして独立するのもあり!
今回は「フリーランスWebデザイナーの年収と独立のメリット・デメリット」について解説しました。
本記事のポイントは下記の通りです。
・Webデザイナーとして独立するメリットは、自らの実績を積み重ねていき、収入を伸ばしていけるところ
・Webデザイナーとして独立するためには、スキルだけではなく仕事を貰うための経路を確立するのも重要
・Webデザイナーとして独立して間もない人でも年収300万円程度、フリーランスとしての仕事を継続していけば年収を大きく伸ばしていける可能性もあり!
もし現状にお悩みの方がいらっしゃったら、独立を検討してみるのも一つの手ではないでしょうか。
企業のしがらみから解放されるだけでなく、スキルアップ・年収アップも目指せますよ!
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