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第二新卒での転職はやめとけ!その理由と対策【転職を成功させるには】


✔︎想定読者

・転職活動をしているけど、なかなか内定をもらえない第二新卒の方
・今の会社を辞めて、これから転職活動をする第二新卒の方
・転職活動をしているけど、成功する秘訣を知りたい方

ハマー
ハマー
コンサル会社のWebマーケティング部署で働く27歳。

・クラウドソーシング:月10万円達成
・未経験からWebマーケティング業界に転職
・オウンドメディア運営:月間80,000PV
・個人ブログ:『これからはWEBマーケター 』運営中

「一度企業に就職したら、最低3年は働くべきだ」と言った内容の言葉をどこかで聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?

ただ、我慢してそのまま働き続けて心身ともに取り返しのつかないダメージを受けでもしたら、それこそ大変な事態を招きかねません。

今の会社で働くうちに、自分の本当にやりたいことに気づく場合もあります。

この記事では「第二新卒での転職はやめとけ」と言われる理由とその対策をご紹介していきます。

なぜ「第二新卒での転職はやめとけ」と言われるのか?

そもそも「第二新卒」と言う言葉は一般的に「学校を卒業後、就職してから3年以内の人」を指すことが多いです。

仮に4年制大学を卒業した社会人なら25歳前後、おおざっぱに言えば20代前半の社会人の一部がこの「第二新卒」に該当しています。

前述のとおり、企業に就職したらスキルを磨いて実務を積むために3年くらいは働き続けるべきだと言う風潮が世間にはあり、人々の心にこの言葉が残っているからこそ、第二新卒の人に対して「やめとけ」と意見する場合が多いのでしょう。

「第二新卒での転職はやめとけ」と言われる理由はいろいろありますが、一言にまとめてしまうと、

「第二新卒での転職は不利だから」

この一点だと言えるでしょう。

第二新卒だと言うだけで、一般的な転職よりも不利になることが多々あるのです。

ですが、なぜ不利になるのかがわかりさえすれば、何らかの対策を打ち立てることができます。

第二新卒での転職を成功させるためにも、なぜ転職が不利になるのか、その理由を探っていきましょう。

「第二新卒での転職はやめとけ」の理由1:採用枠が少なく募集が不定期

ほとんどの企業は、退職による人手不足を新卒者を大量に採用して補おうとします。

結果、中途採用者と第二新卒の採用枠自体が、退職以外の要因で決まる場合が多く、例えば異動や転勤などでの「欠員」を補うための求人募集に留まるケースもまれではありません。

そのため、

・採用人数が少ない

・求人募集が不定期

上記のようなデメリットがあるので、応募可能な企業の選択肢そのものが少なかったり、希望する企業が採用自体を行っていなかったりするのです。

第二新卒の転職の成功には運の要素もからんでくることになります。

さらに、企業によっては「第二新卒」の定義が若干異なっていることがあり、同じ「第二新卒」枠と表現されている場合であっても、この会社は応募ができるけど、こっちの会社は応募ができないと言ったことが起こり得ます。

どんなに少なくとも、転職を希望する企業の応募要件をきちんと確認したうえで転職に臨むと良い結果につながるでしょう。

第二新卒での転職は「やめとけ」の理由2:第二新卒のネガティブイメージ

「第二新卒での転職はやめとけ」と言われてしまうもうひとつの理由は、第二新卒の人に対する企業側のイメージがなにかと悪くなりがちだからです。

終身雇用の考えの根強い日本の風土では、就職してからたった数年で会社を辞めようとする第二新卒の人への視線が厳しくなるのは、ある意味しかたのないことなのかもしれません。

そのためか、第二新卒の人は一般的な中途採用者と比べて、

 ・書類選考が通りにくい

 ・面接のハードルが高くなる

と言った傾向があるのです。

それでも、第二新卒の人が企業側から見てどうネガティブなのかを理解しさえすれば、そのネガティブさを払拭するための対策が立てられます。

では、企業は第二新卒の人にどのようなネガティブイメージを抱いているのでしょうか?

第二新卒のネガティブイメージ1:社会人経験の不足

社会人経験がたった数年しかない。

この社会人経験の不足から、採用する企業側は第二新卒の人のスキルや能力は未熟だろうと判断し、社会人としての経験値がより高い若手の中途採用者に目移りしている可能性があります。

新卒者と比べた時、第二新卒の人はそれほど経験的に優位な立場とは言えません。

そのため誰の目にもはっきりわかるほどスキルや能力が新卒者より上であるのはまれです。

能力的にほぼ同じなら、他の企業を知らない新卒者の方が育てやすいと感じる企業も多いでしょう。

以上から、採用する立場にある企業は、経験や能力は中途採用者よりも劣り、新卒者よりも育てにくいと言うネガティブなイメージを第二新卒の人に抱くのです。

第二新卒のネガティブイメージ2:また会社を辞める可能性

第二新卒で転職活動をしていると言うことは、新卒者として入社した会社を3年ほどで辞めようとしていると言うこと。

この事実の一面をとらえた企業は、第二新卒の人に対して、

「採用してもすぐにまた辞めてしまうのでは?」

そうネガティブなイメージを抱いて不安に感じることがよくあります。

企業の選考基準のひとつである、「採用や育成コストに見合った人材を選ぶ」からもわかるように、コストに見合う採用を重要視する企業は多く、時間や費用をかけて教育・育成した人材に自社を辞められるのは会社にとって損害だと考えています。

結果、第二新卒での転職をネガティブにとらえた企業は第二新卒の採用に慎重な態度を示しやすいのです。

「第二新卒での転職はやめとけ」と言われる結論

以上、「第二新卒での転職はやめとけ」と言われる理由を見てきました。

・採用枠が少なく求人募集が不定期

・第二新卒のネガティブイメージ

これらの理由で第二新卒での転職は不利だから「やめとけ」となる訳です。

とは言え、第二新卒での転職に成功している人がいるのもまた事実。現実に転職を成功させる方法があるのです。

例えば、また辞めるかもと言う第二新卒のネガティブイメージは、なぜ今の会社を辞めたいのか、その理由の伝え方の工夫次第でネガティブに受け取られないようにすることができます。

第二新卒での転職を成功させるには、一般的な転職活動以上に対策を立てる必要があるでしょう。

このように、第二新卒での転職は簡単ではありません。ですが、なぜ不利になるのか理解し対策を立てれば成功する可能性は十分あるのです。

第二新卒での転職はやめとけと言われる理由への対策

ここまで、第二新卒での転職が不利な理由を見てきました。不利になる理由がある以上、それがなくなりさえすれば不利ではなくなるはずです。

そこで今度は、転職が不利になる理由への対策について見ていきましょう!

第二新卒での転職を成功させるコツ1:第二新卒の求人が多い時に転職する

前述のとおり、第二新卒の求人は採用枠も少なく求人募集の時期も不定期なのですが、実は次のタイミングで募集が増えます。

・4月の入社が可能なタイミング

・9月~10月の入社が可能なタイミング

なぜこの時期に求人が増えるのかと言うと、

・定年退職により人手が不足タイミングだから

・新年度や人事異動が盛んな時期にあたるので、このタイミングで転職する人が多いから

・異動や転勤、決算期のため、企業側の採用が強化されるだから

・新卒者に内定を辞退された場合の欠員を補充するタイミングだから

などの理由が挙げられます。転職市場での第二新卒の求人が増えるこれらのタイミングに入社できるよう、1月~3月または7月~9月に集中して転職活動を行えば、第二新卒の人でも転職先候補となる企業を増やせるのです。

求人が増えれば、募集が不定期で採用枠が少ないと言う不利な理由もなくなりますから、このタイミングを狙うだけで転職活動が成功しやすくなるでしょう。

第二新卒での転職を成功させるコツ2:転職サイトや転職エージェントを利用する

第二新卒での転職が不利になるもうひとつの理由は、企業の抱く第二新卒のネガティブイメージでした。

・社会人経験の不足

・また会社を辞める可能性

上記のようなネガティブイメージを払拭するためにはかなりの準備が必要になります。

ですが、それをすべて一人でやろうとする必要はありません。こう言う時こそ、プロの手を借りればいいのです。

転職に成功した第二新卒の人であっても、ネガティブイメージを打ち消せる完璧な転職理由や業界分析、企業研究などすべてを最初から自分一人で準備できた訳ではありません。

人生を変える転職活動を成功させるために

ぶっちゃけ、新卒の時の就活同様、第二新卒の転職でも転職サイトや転職エージェントの力を借りることをおすすめします。

特に第二新卒の転職に特化した転職エージェントを利用すると、転職エージェントに応募書類や面接対策もしてもらえます。

エージェントのアドバイスを受けることで、「また会社を辞めるかも」と言う企業の不安を払拭できるポジティブな転職理由を書くためのヒントが得られやすくなります。

ほかにも、企業の情報や分析の方法を教えてもらえるのでよい企業に転職できる可能性が高まります。

また、社会人経験の不足と言う第二新卒のネガティブイメージですが、実は第二新卒には第二新卒なりのポジティブイメージが存在しており、

・基本的なビジネススキルをすでに身につけている

・まだ若くポテンシャルがある

・ほかの会社に染まりきっていない

など、これらのポジティブイメージを積極的にアピールするほか、例えば経理や営業への転職なら転職活動の合間に簿記や語学の勉強に励み、なにかしらの資格を得るようにしておくと社会人経験の不足と言うネガティブさを弱めることができます。

企業の不安を払拭できる転職理由の準備には転職のプロの力を借りるようにし、前述した第二新卒のポジティブイメージを伝えることで転職が不利になる理由である第二新卒のネガティブイメージが軽減できれば、第二新卒の転職が不利である理由もなくなり、転職に成功する可能性も上がるでしょう。

まとめ

なぜ「第二新卒での転職はやめとけ」と言われるのか、その理由と第二新卒での転職を成功させるための対策をご紹介しました。

以下の理由で第二新卒での転職は不利なこともあります。

・採用枠が少なく募集が不定期

・第二新卒のネガティブイメージ

ですが裏を返せば、以下の対策を意識して転職活動に励み、転職に不利な理由をなくしてしまえば、第二新卒の人も転職に成功できるのです。

・第二新卒の求人が多い時に転職する

・転職サイトや転職エージェントを利用する

第二新卒での転職に高いハードルがあるのは事実です。

ですが、やりたいことがあれば第二新卒のうちに転職すべきです。

特に未経験業種への転職に成功しやすいのは20代までですから、ためらっている時間はありません。

自分が本当にやりたいことのできる未来に向けて、まずはためらわず行動してみてください。

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ハマー
本業はコンサル会社でWebマーケ|【経歴】大学時代にクラウドソーシング月10万円の収益▶︎就活失敗▶︎時給1,000円の派遣社員になるが3カ月で退職▶︎コンサル会社に転職▶︎メルマガで月200万円の売上達成▶︎メディア運用で月間80,000PVを達成▶︎個人ブログ開設|ブログ、クラウドソーシング、Webマーケ転職の記事を投稿します!
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