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WebマーケティングとSEOの違い【知らなきゃ損する】

ハマー
ハマー
未経験から上場企業のWebマーケターに転職した28歳。クラウドソーシングで月10万円、メディア運営で月80,000PVを達成しています。

「WebマーケティングってSEOのことじゃないの?」

「WebマーケティングとSEOの違いって何?」

この記事では、「【解決】WebマーケティングとSEOの違い【知らなきゃ損する】」を解説します。

よく「Webマーケティング=SEO」と勘違いされる方がいますが、この2つは全くの別物。

それぞれの意味を理解できていないと、Webマーケターとして最適な提案ができないことがあります。

今回の記事を理解すれば、WebマーケティングとSEOそれぞれの正しい意味がわかり、Webマーケターとしてより効果の出る手法を提案できるようになります。

また、これからWebマーケティング業界に就職・転職する方も、ぜひこの機会に2つの違いを明確にしておくと、面接でも役立ちますよ!

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WebマーケティングとSEOの違いは「目的」

WebマーケティングとSEOの違いは「目的」

WebマーケティングとSEOを混同してしまうと、Webマーケターとして正しい判断ができなくなってしまいます。

なぜなら、この2つは目的(ゴール)が全く違うところにあるからです。

具体的には以下の通り。

・Webマーケティングの目的:ユーザーに興味・関心を持ってもらい、コンバージョンを上げること

・SEOの目的:Googleの評価を得て、検索エンジンで上位表示をさせること

簡単にいうと、「Webマーケティング」のなかに「SEO」という施策があるイメージ。

それぞれの違いを詳細に見ていきます。

Webマーケティングの目的とは

Webマーケティングの目的は「コンバージョンをより多く発生させること」です。

コンバージョンとはお客様からの「資料請求」「お問い合わせ」を獲得すること。

つまり、Webマーケティングを通して、お客様に自社商品の「興味・関心」を持ってくれることですね。

コンバージョンを獲得する仕組み

コンバージョンをより多く発生させる手順としては、以下の通り。

①ユーザーに対して、SNSやYoutube、ブログといったさまざまなコンテンツで自社商品・サービスを紹介し、知名度を上げる

②興味を持ってくれたユーザーに対し、ランディングページなどを活用して購入意欲を高める&購入してもらう

③商品を購入してくれたユーザーに対して、リピーターになってもらえるよう継続的につながりを持つ。

これら一連の流れを引っくるめて、「Webマーケティング」と言います。

ハマー
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「興味→集客→購入→再購入」の一連の流れですね。

何か一つでも欠けたら成り立たなくなる、ということを覚えておきましょう。

>>Webマーケティングの仕事内容を詳しく知りたい方はこちら

SEOの目的とは

一方でSEOの目的は、「検索エンジン(Google)で上位表示を狙うこと」です。

Googleから評価してもらえるように、ユーザーファーストでコンテンツを作成し、よりユーザーが求める情報を提供していく。これがSEOです。

いわばSEOは「Webマーケティングの一連の流れを形成するための一部分」と言えます。

上位表示されたら、サイトに訪れるユーザーは増え、コンバージョンに繋がるからですね。

ハマー
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Webマーケターは自社のWebサイトをいかに上位表示させるかがポイントです。

検索順位でクリック率が変わる

ちなみに、検索順位が高ければ高いほどクリック率は上がるという明確なデータが出ています。

検索順位1位のクリック率が14%に対し、2位では7.5%、3位では約5%という結果に。

1位と3位では3倍程度もクリック率が違ってきます。

※引用元:2021 CTR Research Study: The Largest Ever for SEO

Webマーケティングをするうえで、SEOがどれだけ重要な施策かがわかるかと思います。

WebマーケティングとSEOの違いを理解するメリット3つ

WebマーケティングとSEOの違いを理解するメリット3つ

WebマーケティングとSEOは違うということを説明しましたが、その違いを理解するメリットは3つほどあります。

メリット①:Webマーケターとしての視野が広がる

メリット②:WebマーケティングはSEOだけでは不十分

メリット③:AISAS(購買行動プロセスモデル)に則った提案ができる

1つずつ詳しくみていきます。

メリット①:マーケターとしての視野が広がる

WebマーケティングとSEOは別物と捉えることができれば、Webマーケターとしての視野がグンと広がります。

というのも、施策が思うように行かなかった時に、色々な方面から改善をかけることができるからですね。

例えば、SEO知識・スキルがあると、広告運用でも応用できます。

広告運用では「キーワード」を決めて、クリエイティブを作成し、入稿しますが、これがSEOと同じ内容です。

SEOでは「キーワード」を決めて、記事を書き、入稿するからですね。

✔︎SEOで記事を書くときの手順

「Webマーケティング=SEO」ではない

反対に「Webマーケティング=SEO」という考えに固執してしまうと、他の施策でコンバージョンが思うように得られず、PDCAを回す場合にも、SEOの改善にしか踏み切れません。

このような状態では、視野が狭く、最適なマーケティング手法を提案することは困難。

ハマー
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Webマーケティングにはいろんな施策・打ち手がありますから、SEO以外のことも勉強しておかないといけない。

Webマーケターとして、視野を広く持って業務にあたることは、非常に重要です。日々、勉強が重要になります。

>>Webマーケティングの勉強方法5選はこちら

メリット②:WebマーケティングはSEOだけでは不十分

「WebマーケティングはSEOだけやっていればいい」という意見を聞きますが、結論、WebマーケティングはSEOだけでは不十分です。

なぜなら、SEOを成功させても、悪く言えば検索エンジンで上位表示されるだけだからです。

SEOで上位表示できないリスク

例えば、自社製品やサービスの知名度が低く、SEOで検索上位にない場合にはどうでしょうか?

どれだけ有益な記事を書いても、どれだけSEOに力を入れてGoogleに評価されても、検索するユーザーがいなければ意味がありません。

ハマー
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例えば「検索ボリューム100以下」のキーワードで上位表示しても、ぶっちゃけ、結果は出ない。

SNSやYoutubeといったWebマーケティングを駆使して初めて、知名度が上がり、SEOで評価された記事にもユーザーが集まってくるのです。

SEOはWebマーケティングの一部であり、他のマーケティング手法と組み合わせてこそ効果を発揮するものだということを理解しておきましょう。

メリット③:AISAS(購買行動プロセスモデル)に則った提案ができる

WebマーケティングとSEOの違いがわかれば、AISASモデルに則った効果的なマーケティング手法を提案できるようになります。

AISASモデルとは「人がものやサービスを購入するまでのプロセス」のこと。

Attention(認知)

Interest(興味)

Search(検索)

Action(購買)

Share(共有)

の5STEPから成り立ちます。

AISASモデルに沿ってマーケティング手法を変える

SEOは、検索エンジンで上位表示されてクリック率が上がる手法なので、Search(検索)以降のステップで効果を発揮します。

ハマー
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SEOで検索する人は、すでに「何かを知りたい」「購入したい」という人たちなので、意欲が高い。

一方、Webマーケティング(コンテンツマーケティング)は、各種コンテンツで自社商品の露出を増やす手法なので、Attention(認知)やInterest(興味)で効果的です。

前述した「WebマーケティングはSEOだけでは不十分」という理由も、AISASモデルを見るとより納得していただけるかと思います。

WebマーケティングとSEOの違いを理解してこそ、それぞれ良いとこ取りをした最適な提案ができるというわけです。

WebマーケティングとSEOの違いは就職・転職活動でも役立つ

ここまで「WebマーケティングとSEOの違い」について見てきました。

今、Webマーケティングを勉強している方やWebマーケターとして仕事をしている方には必須の知識です。

さらに、WebマーケティングとSEOの違いを知ることで、これからWebマーケターへと就職・転職する方に役立ちます。

というのも、WebマーケティングとSEOの違いを知っていれば、面接の時にスムーズに話すことができるからですね。

違いを知っていれば面接の時にアピールできる

例えば、部門長面接をする時。

相手はWebマーケティングのプロです。

ここでWebマーケティングとSEOの概念がごちゃ混ぜになっていると、話に違和感・違いが生じ、相手は「この人は2つの違いを知っているのか?」と疑問になり、あまり良い印象ではないです。

ハマー
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面接での「知らない」「知ったかぶり」「嘘」は命取り。もしも自分の知らない話になったら「わかりません」と正直に聞くのがベスト。

一方、WebマーケティングとSEOの目的をしっかり把握しながら話せると、「マーケティングのことを理解している」と、アピールにつながります。

部門長面接ではWebマーケティングの専門的な話をすることが多いので、これからWebマーケティング業界に就職・転職する方も、ぜひこの機会に2つの違いを明確にしておくと、面接でも役立ちます。

Webマーケティング業界への就活がコスパ高い理由3つはこちら

まとめ:WebマーケティングとSEOの違いを理解して就職・仕事に役立てる

この記事では、「【解決】WebマーケティングとSEOの違い【知らなきゃ損する】」を解説しました。

本記事のポイントは以下の通りです。

・Webマーケティングは「コンバージョンを上げるため」SEOは「検索上位に表示されるため」

・SEOはWebマーケティング手法の一つであり、他の手法と併用することで効果を発揮する

・それぞれの良し悪しを把握して、AISASモデルに則った最適な提案をできるようになろう

WebマーケティングとSEOの違いは、Webマーケターとして活動しているなら、是非知っておきたいところ。

SEOは他のWebマーケティング手法と併用しなければ、ほとんど意味を成しません。

SEOが全てではないということをしっかりと認識し、マーケターとしての視野を広げ、自身の市場価値も上げていきましょう。

迷った時にはAISASモデルを見返してみて、自分のマーケティングに何が足りていないかを確認するのもおすすめです。

みなさんがWebマーケターとして一歩成長するための一助になれば幸いです。

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Webマーケティング×クラウドソーシング
ハマー
本業はコンサル会社でWebマーケ|【経歴】大学時代にクラウドソーシング月10万円の収益▶︎就活失敗▶︎時給1,000円の派遣社員になるが3カ月で退職▶︎コンサル会社に転職▶︎メルマガで月200万円の売上達成▶︎メディア運用で月間80,000PVを達成▶︎個人ブログ開設|ブログ、クラウドソーシング、Webマーケ転職の記事を投稿します!
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