「ニートだから社会復帰なんてできないよね…」
「社会復帰したくても、ニート歴が長すぎてどうせ無理だ…」
この記事では、「ニートから社会復帰できない人がやってほしい3つのこと【無理じゃない】」を解説します。
長期間ニートを続けていると、いざ社会復帰しようと思ってもなかなか思うようにいかず、辛い思いをする方は多いかと思います。
今回の記事を理解すれば、「ニートなんて社会復帰できない!」と諦めている方も、「これなら自分にもできそうかも?」と少し前向きに考えることができるようになります。
※すぐにニートが社会復帰をする方法3選を知りたい方はこちらから
ニートが社会復帰できない4つの理由
ニートの方が、「社会復帰なんて無理」「社会復帰できなくて辛い」と感じてしまうのには、理由があります。
具体的には、以下4つの通り。
・漠然と不安
・自己否定感が強い
・周りの目が気になる
・人と接するのが怖い
過去の私もそうでした。
大学卒業後、1年間ニートをして社会に出るときに猛烈な焦りと不安がありました。
私の体験談を踏まえ、一つずつ、詳しくみていきます。
ニートが社会復帰は無理・辛いと感じる理由①:漠然と不安
ニートが社会復帰するのを無理だと感じる理由として、「漠然とした不安」があります。
というのも、大半のニートの方は働いた経験がなく、仕事をこなすことができるのかどうかわからないから。
例えば、「ブラック企業で消耗」「上司からのハラスメント」「売上を上げなければ嫌われる」など…偏った情報ばかりを収集してしまった結果、働いてもいないのに「自分には無理だ」と恐れをなしてしまうのです。
全部が全部そんな会社ではありませんので、働く前によくリサーチをしておけば、そこまで不安になる必要はありません。
>>ニートとフリーターの末路は悲惨です【抜け出す方法3選】はこちら
ニートが社会復帰は無理・辛いと感じる理由②:自己否定感が強い
ニートは誰と接することもなく自宅にこもり続けているため、「人から認められる」という経験が希薄です。
その結果「自分は何をしてもダメだ…」「どうせ社会復帰できない…」と、自己否定ばかりが育ってしまいます。
何もせずに最初から諦めてしまうのは非常にもったいないこと。小さなことでも良いので自分を認めましょう!
「自分はニートだから、人より自己否定感が強いんだな」ということを自覚して、ネガティブに飲み込まれないことが重要です。
>>【体験談】20代で大失敗すると人生が楽になる話2つ【ニートでも人生を変えられる】はこちら
ニートが社会復帰は無理・辛いと感じる理由③:周りの目が気になる
社会に出れば、嫌でも毎日人から目を向けられるわけです。それが怖くて「社会復帰はできない…」と感じてしまう方も多いです。
自己否定感の強さにもつながりますが、ニートは基本的に自分に自信がないため、周りからどう見られているかが気になります。
ちょっと買い物で外に出た時だけでも、「すれ違った人たちに馬鹿にされたかもしれない」「店員さんに笑われた気がする」と、どんどん負な感情が膨らんでしまうのです。
実際にどう思われているかは別として、そう思われているなら思わせておけばいいだけ。「ニートから脱しようとしている自分は偉い」と、自己肯定感を高めていくようにしましょう。
他人は他人。自分は自分なので、自分の人生を全うする。
就活に失敗した人の末路として「派遣・フリーター」があります。「派遣・フリーター」も立派な仕事ですが、やはり気になるのは周りの目。大学の友人は正社員として採用されているのに、自分はフリーター…。過去の私もそうでした。とはいえ自分の人生。ここから這い上がるのもまた楽しい。
ニートが社会復帰は無理・辛いと感じる理由④:人と接するのが怖い
「人と接することの怖さ」から、社会復帰は無理だと早々に諦めてしまうケースも多いです。
先述した通り、ニートは基本引きこもっていますので、人に対する免疫がありません。
ちょっと話しかけられただけで心拍数が急上昇し、冷静な判断が出来なくなるという方も多いかと思います。
社会に出れば、少なからず人と協力して生きていく必要がありますが、何事も経験なくして成長はできません。
やる前から「人と話せないから…」と諦めるのではなく、とりあえずやってみて、それから改善する方法を探すやり方でもいいかと思います。
>>【体験談】就活に失敗した私の末路【ニート→派遣社員→上場企業の正社員】はこちら
【辛いけど踏ん張りどき】ニートが社会復帰するのは無理ではない理由
結論から言うと、ニートが社会復帰するのは全然無理ではありません。
20代くらいの若いニートの人なら、やる気を持って就活をすれば社会復帰も難しくないはず。
ただし、フリーターの例になりますが、年齢が上がるにつれて再就職率はどんどんと下がっていくのが現状です。
昨今は新型コロナの関係もあり、廃業を余儀なくされている方も増えていることから、ニートの数は年々増加中。
2020年時点で、15〜34歳のニートの数は、約70万人もいるとのデータも出ています。
ニートになってしまうことは仕方ないことですが、問題はそこから脱することができるかどうか。
20代のうちならまだまだ社会復帰できるチャンスがあることを理解し、行動するようにしましょう。
私のアホな人生・大学時代友達ゼロ・3ヶ月で派遣社員を辞める・公務員試験2回受けても不合格・簿記3級を7回受けても不合格。20代前半は「絶望」の思い出しかないですが、今はとても楽しい。絶望を経験したからこそ、努力することの大切さがわかった。
【無理と決めつけない】ニートが社会復帰をする方法3選【辛いのはみんな一緒】
ニートが社会復帰をするのは無理ではないことを説明しました。ここでは、具体的に社会復帰をするための方法を3つ紹介します。
・ハローワークで職業訓練を受ける
・思い切ってアルバイトを始めてみる
・転職サイト/エージェントでプロに相談する
とにかく何かしら動き出してみることが重要です。
これらの例を参考に、自分にできそうなものから挑戦してみてください。
ニートが社会復帰する方法①ハローワークで職業訓練を受ける
ニートが社会復帰するために、ハローワークが提供している「職業訓練」を活用する方法があります。
職業訓練とは、ニートに限らず社会復帰を目指している方が、就活に役立つスキルはもちろん、業種ごとの専門知識についても学ぶことができる制度です。
基本的に無料で受けられることに加え、必要条件を満たせば生活支援給付金までもらうことができ、さらには就職サポートまでしてくれるという充実さ。
学校のようにしっかりと通い続け、講義を受けたり他の生徒と協力したりするハードルはありますが、社会復帰へ大きく近づける方法かと思います。
ニートが社会復帰する方法②思い切ってアルバイトを始めてみる
思い切ってアルバイトなどの仕事を始めてみるのも一つの方法です。
社会に必要な知識を座学でいくら学んでも、アウトプットしないことには力になりませんし、頭でっかちになるだけ。
正社員ほど採用も厳しくなく、かつシフトの融通もきくアルバイトであれば、実際に社会に出て、実践的に社会経験を積むことができます。
「うかうかしていられない、今すぐにでも社会復帰したい!」といった意欲の高い方は、ハードルは高いものの、アルバイトへ応募してみてもいいかもしれません。
>>就活で失敗すると人生が終わる理由5つ【あえて社会のレールから外れるのもあり】はこちら
参考:ニートがアルバイトを探す際のポイント
アルバイト先によっては、「正社員登用制度」があるところがあります。
バイトでの頑張りを認められることで、そのままその会社の正社員になることができる、ありがたい制度。
ニートから社会復帰を目指す場合、効率よく正社員になって安定した生活を送るためにも、バイト先に「正社員登用制度」があるかどうかも意識して見てみるといいでしょう。
もしもアルバイトや派遣として就職できても、「ツライ…」と感じたら逃げるのもあり。
人生80年時代でこの先、すごく長いので、マイペースで自分の好きなことを見つけましょう!
派遣として入社した会社を3ヶ月でやめる時。社長や同僚に「お前は成功しない」と言われた。大学の友達からは「社会不適合者」と言われた。でも親友や家族からは「自分の好きなことをやろう!」と言われた。今、転職して楽しく仕事ができている。結論。逃げるのもあり。辛かったら環境を変えよう。
ニートが社会復帰する方法③転職サイト/エージェントでプロに相談する
ニートから社会復帰する方法として一番おすすめしたいのが、「転職サイト」や「転職エージェント」を利用する方法です。
長期間ニートを続けてきた人の中には、おそらく「いきなりバイト始めるなんて無理!外に出るのも辛い!」という方も少なからずいらっしゃるかと思います。
転職サイト/エージェントのいいところは、パソコンさえあれば「無料で使えて」「家から出ずに就職相談ができる」ところ。
何から行動すればいいかわからない、という人も安心。これまで数多くのニートを社会に輩出してきた、いわば就職のプロたちが、あなたが社会復帰を果たすまで手取り足取り教えてくれます。
特におすすめの転職サイト/エージェントは以下の3社。どこも無料で相談できますので、やる気になった今のうちに問い合わせてみるといいかと思います。
✔︎おすすめの転職サイト
・リクナビNEXT→大手リクルートが運営する総合型転職サイト。転職決定率No.1の実績を誇る
・マイナビジョブ20’s→大手マイナビが運営する総合型エージェント。20代に信頼されている転職エージェントNo.1
・パソナキャリア→「転職エージェントが支援する求人・転職情報サイト」で3年連続1位の大手総合型転職エージェント。年収アップ率は67パーセント以上
まとめ:無理・辛いと思ってもニートは社会復帰すべき
この記事では、「ニートから社会復帰できない人がやってほしい3つのこと【無理じゃない】」を解説しました。
本記事のポイントは以下の通りです。
・ニートが「社会復帰なんて無理」と思ってしまう理由第一位は「自己否定感の強さ」
・ニートからでも社会復帰できる方法は確かに存在する
・家から出て行動する気力があるなら「職業訓練」、自宅で少しずつ始めたいなら「転職サイト/エージェント」
ニートを続けている方も、心のどこかでは「自分はこのままでもいいのだろうか…?」と思っているはずです。
そのままニートを続けた場合、頼りにしていた両親は先に他界し、あなたは完全な孤独となります。もちろん収入もないため、生活していくことはできません。あとはどうなるかお分かりかと思います。
ニートを続けていても、明るい未来は決してやってきません。
今回紹介した方法を活用し、ぜひ行動していただけたらと思います。